英語で「海岸通り」という意味だそうです。
租界、租界って言うけど、
「ソカイ」と聞いて最初に思い浮かべるのは、
「疎開」の文字。
しかし、
西洋建築の華やかな感じと
この言葉はどうしても結びつかないんだな。
「租界」。。。
簡単に言うと、
アヘン戦争に勝ったイギリスが、
南京条約をもとに上海の土地を租借して、
そこで自由に暮らしたり仕事をしたりしていたらしい。
そのうち、
イギリスだけでなく、フランスなども仲間に入って来たり。。。
それが、1920〜1930年代のことで、
これをよく、
老上海 "Old Shanghai"などと呼ぶんだそうです。
さてさて、
そのあたりはどんな雰囲気かと言うと、
★和平飯店
★左の時計台と、右側は蓮の葉のような頭のビル=ウェスティンホテル
★ココ一帯はずーっとこういう石造りの大きな建物が並んでいます。
ちなみに、手前の反射しているのはスクリーンで、なぜか万博開幕式の再放送。
★1階にカフェが入っているフランスの建物みたい(!?)
夜はこんな雰囲気でライトアップされていて、
とても中国とは思えない風景。
一瞬自分がどこにいたかわからなくなるような気もするけど、
まわりも見渡せば、
大勢の中国人観光客でごった返しているので、
すぐ現状把握できます。
気になるこれらの建物の中身は、
ホテル、銀行、オフィス、レストラン、バー、カフェ、高級ブティック...etc.
オフィス系でなければ、自由に中を見せてもらえるので、
中を見学するのもとてもおもしろいです。
対岸は、前回の記事に載せた浦東のビル群がそびえる景色があるので、
やっぱりお食事もお高めのようです。
でも、テラス席もあったりするみたいだし、
外だけでなく、内装もかなりこだわっているところが多く、
昔の雰囲気を活かしつつもモダンにおしゃれに改装しているので、
たまにはこんなところで優雅に過ごしてみたいものです。
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