前回書いたように、
先週は中秋節で3日間の連休がありました。
3日間もあれば、
中国国内旅行とか行ってみたいな〜なんて思いますが、
それにはかなりの覚悟が必要!
というのも、
中国は普通の日ですら街中に人が溢れているんだから、
連休になったら・・・なんて
想像するだけで疲れてしまいそう。
聞くところによると、もうそれは、
民族大移動
どこへ行っても人だらけ。
人が多いだけならいいけど、もともと元気な中国人が、
お休みで結構テンションも上がってる状態だろうから、
それはそれは、もうお祭り騒ぎになることでしょう
活気があっていいことですけどね。
わたしにはまだちょっとそういうのは刺激が強すぎるので、
今回の連休は、上海市内をもうちょっと知ろう!
というテーマを勝手に設定して、
街をブラブラ散歩することにしました
[3回]
去年の11月頃、
初めて上海に来た時に一番印象的だったのが、
街並のキレイさ。
街全体ということではなくて、
ところどころに、いい雰囲気の並木道があって、
西洋風の古そうな建物が並んでいて、
とっても落ち着いた雰囲気
中国のにぎやかな雰囲気とはまた違う景色があったのが、
とても意外で、上海に来たら、
そういうところを色々と見て回りたい
と兼ねてから考えていました。
調べてみると、
どうやらわたしが行ってみたかったのは、
おそらくフランス租界時代の街並が残っているエリア
だということがわかってきました。
場所は、
中心部から離れている
かと思いきや、
むしろど真ん中(やや南西寄り)。
学校のある「延安西路駅」から
地下鉄3/4号線に乗り、
一駅目の「虹橋路駅」で
10号線に乗り換え、
さらに2駅目の
「上海図書館駅」にて下車。
上海図書館の北側に
フランス租界エリアがあります。
今回は、
気になっていた復興西路、武康路、安福路
を歩いてみました。
図書館の前を通り過ぎて一本通りに入ると、
もうこんな感じの並木道が始まっています。
このあたり一帯は全体がこんな感じ。
道の両側に木があって歩道も広く
ゴミひとつ落ちていないきれいなみち。
この日は祝日だというのに、
ほんとうに人がいません。
わたしと同じようにおさんぽしている人2組とすれちがったのと
あとは近所に住んでいると思われる欧米系の家族が
自転車に乗ってすれちがっていったくらい。
歩いていても足音がするんじゃないかっていうくらい
ほんとうに、静か
ゆーっくり歩いてさんぽするのに最適な場所をみつけちゃいました。
そんなゆっくりペースで歩いて行くと、
こんな感じの建物が現れはじめます。
これも古そうなアパート。
1階部分には店舗が入っています。
小さな洋服屋さんがあって、なかなかカワイイものがありました。
こちらは住居?
お店ではなさそう。
黄色い壁がでこぼことしていて、
2階建ての横に長い建物。
屋根も赤茶色っぽくて、可愛らしい感じのおうちです。
2階の出窓(テラス?)も曲線的なデザインだったり
窓枠に味があって、これまた雰囲気のある建物です。
ところどころで
おばちゃんや
おじちゃんが
道の
清掃作業をしています。
どおりで道が
きれいだ
と思った
この建物も、
外壁がザラザラ
してる感じで
窓の付け方も
なんだか独特。
中途半端な位置に
小さな窓がいくつも
あります。
中は階段になっているのでしょうか??
ん〜〜、中がどうなっているのか気になる建物ばかり
そうそう!
上海市内には、
こういった歴史のある建物がたくさんあって、
その目印に、こういうプレートが建物と一緒に掲げてあります。
国によって保護されているようです。
すばらしいですね〜。
おかげで、わたしもたのしませてもらっています。
保護されている建物の中には、
塀の中にあって、外からは見えないものも結構あります。
(門の右側に例のプレートがあるの、見えますか?)
こんな感じで、上半分だけ見えていたり。
ごらんのとおり、緑も多いですよね。
それによってさらに隠されちゃってますが。
ん〜〜、やっぱり中が気になる〜〜〜。
こちらは石造りの建物。
独特のデザインがおもしろい
この周辺は、地元の中国人が住んでいる雰囲気でした。
わたしが写真を撮っている横をパジャマ姿(と思われる)の
おばあちゃんが通り過ぎたりしていました。
こちらは、
かなりの豪邸といった感じです。
この建物の前のゲートに警備員の人がいたので、
中見ても良いですかと聞いて、
「まあ、いいよ」
って感じだったので、もしかして、
今でも何かに利用されている建物なのかも。
まだまだたくさんありますが、
とりあえずこのへんで。
雑踏に疲れたら、ここにさんぽしに行くと良さそうです。
立派な上海図書館にも近いので、
ゆったりした休日が過ごせそう