上海は少しずつ涼しくなって来てますが、
昼間の気温は30度近くて、
カラッとして風が涼しいので、
少しだけ涼しく感じる、というくらいです。
上海は道が広いせいなのか、まわりにビルがあっても、
太陽を遮るものがないので、
道を歩いていると、太陽がガンガン照りつけてきます。
確実に腕が黒くなっていってます。。。
前回、
外滩の外観をいろいろ載せましたが、
今日はその中の一部の建物内の様子をお見せ致します
(関係者みたいな言い方。。。
)
今回中の様子までじっくり見たのは、
「和平飯店」。
[2回]
前回1枚目に載せた、
この建物が、
和平飯店。
今年改装工事が終わって
リニューアルオープンをして、
Fairmont Peace Hotel
という名前になったようです。
和平飯店というのは、
1908年に開業してからの
以前の名前のようです。
というか、
中国語名なのかな?
1908年開業ということは、すでに100年の歴史が
それもそのはず。
調べてみたら、このホテルは、
チャールズ・チャップリンや英劇作家ノエル・カワードなど
多くの著名人が泊まったことで知られているということです。
私はチャップリンしか知らないけど、
とにかく、有名人がたくさん利用していたホテルなんですね。
ちなみに、以前は4つ星、今は5つ星ホテルらしいです。
回転扉を押して
中に入ると、
高い天井と
奥行きのある空間。
天井が高いと
気持ちが良いですよね
照明もいい感じです。
でもここはまだ
ショッピングエリアで、
ホテルは、
もう少し奥の方にあります。
ホテルの空間に入ると、
クラシックの生演奏。
ホテルの従業員さんに写真撮ってもOKか聞いたら、
従業員を写さなければいいです、と言われたので、
演奏家の女性3人は写せませんでしたが、
ちょうどこの上の写真の左側で演奏されていました。
真ん中のお花のところで写真を撮ろうとしているガイジンサンは、
この後、従業員のおじさんにちょっと注意されてました
真ん中のお花のと一緒においてある大きなアロマキャンドルがあって、
その香りがホールにほのかに香っていて、優雅な気分〜
このホールから4方向に
また空間が
広がっています。
これはまた別の出口。
フロアガイド。
ちょっと小さくて
見えにくいかも。
雰囲気だけ。
ふと横を覗くと、
昔ながらの
木造の急な階段があったり!
発見があって、
おもしろいです。
何十年も前の
外滩の様子を写した
写真も壁に飾ってあります。
当時使われていたエレベーターの標識。
これも立派なインテリアの一部に。
よく見ると、「頭上注意」の標識になってる!
レトロなデザインの照明。
昔のをそのまま使っているのでしょうか?
黄色を使っているのが
めずらしく感じました。
こういうのもいいですね。
これらの写真の他にも、
ホテル内には、
オールド上海を感じさせるようなホテルのショップやカフェもあり、
カフェでは、ケーキやパンのテイクアウトもできます。
今の時期はホテルオリジナルの月餅も販売されていました。
こういう大きな古い建物は、
地震のない国ならではのものですね。
日本ではなかなか見ることの出来ないものなので、
とてもおもしろかったです。
この和平飯店だけでなく、
この並びの他の建物の中も見られるところがあって、
それぞれまた違う雰囲気で、見てるだけで楽しめました。
中国の人はあまりお金を使わないせいなのか、
ただ見るだけでも、
お店の人はイヤな顔をしないで案内してくれたりします。
堂々と見学OKです